2020年度 日本造園学会北海道支部大会案内(第2報)

2020年度 日本造園学会北海道支部大会案内(第2報)

主催: 公益社団法人 日本造園学会北海道支部

共催: 一般社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会北海道支部、一般社団法人 北海道造園緑化建設業協会

後援: 国土交通省北海道開発局、環境省北海道地方環境事務所、北海道、札幌市、公益社団法人 日本都市計画学会北海道支部


 2020 年度日本造園学会北海道支部大会は、新型コロナウィルス感染症の終息が見通せないことなど諸事情を勘案した結果、参加者の安全と健康を守る観点から、従来の参集型の開催形式からウェブ開催形式といたします。研究・事例報告(口頭発表、ポスター発表)はウェブサイト上で発表要旨、ポスターを閲覧する形式で開催いたします。大会参加申込者には閲覧に必要なパスワードを発行いたします。ウェブ開催に伴い例年実施していた講演、シンポジウム、交流会は中止とさせていただきます。


◇会期・会場

  • 会期:10 月10日(土)~10月18日(日)

口頭発表のリアルタイム配信日時:10月10日(土)10:00~12:00(予定)

口頭発表及びポスター発表へのコメント・回答の入力期間:10 月10日(土)~10月13日(火)

  • 会場:WEB開催(北海道支部ホームページ特設サイトはこちらから)

 

◇研究・事例報告発表申込み

造園分野に関連する計画、設計、調査、研究活動などの成果をご発表ください。

  • 【研究・事例報告 口頭発表】
    • 8 月28日(金)までに専用フォーム(http://urx3.nu/RlHZ)を使用してお申し込みください。様式にしたがい発表要旨を作成し、提出期限(9月下旬)までに提出して下さい。詳細は追ってご案内いたします。<申込みは締め切りました>
    • 発表者は様式にしたがい発表要旨を作成し、9月18日(金)までに提出して下さい。
  • 【研究・事例報告 ポスター発表】
    • 8月28 日(金)までに専用フォーム(http://urx3.nu/Wn8r)を使用してお申し込みください。様式にしたがいポスターを作成し、提出期限(9月下旬予定)までに提出して下さい。<申込みは締め切りました>
    • 発表者は様式にしたがいポスターを作成し、10月2日(金)までに提出して下さい。
  • 口頭発表はWebサイトにおける発表要旨とスライドの提示と質疑に加え、Zoomミーティングによるリアルタイム配信と質疑応答を行います。発表者および大会参加申込者には、数日前までにZoomミーティングのURLをメールで別途ご案内いたします。
  • 会期中に口頭発表、ポスター発表それぞれから優秀な発表を学生部門・一般部門ごとに選出し、支部として表彰いたします。審査結果と受賞者の発表は、会期中に北海道支部ホームページで公開予定です。

 

◇支部総会

  • 支部総会は、大会前に北海道内の学会員に議案をメール送付し、会期中にメール審議を行います。審議結果はメールにて報告いたします。

 

◇大会参加費

参加費は無料とします。

 

◇大会参加申込み

10月9日(金)までに、専用フォーム(https://tinyurl.com/y3mfa58h)からお申し込みください。

10月8日(木)までにお申し込みいただいた方は10月9日(金)に、10月9日(金)にお申し込みいただいた方は10月10日(土)支部大会開始前に、お申し込みいただいたメールアドレス宛て、大会参加に必要なパスワードをお送りします。

 

◇CPD

造園CPDプログラム申請中です。単位をご希望の方は、事前登録が必要となりますので、支部大会参加申込の際に必要事項をご記入ください。なお、北海道支部ホームページ特設サイトにて参加証明書を発行いたしますので、各自でCPD実施記録の自己登録の手続きをお願いいたします。

 造園C P D:https://service2.kktcs.co.jp/lacpd/hp/news/Main.htm

  (口頭発表:2.0単位予定、ポスター発表:1.0単位予定)

 

◇要旨集/会報

『令和2年度 日本造園学会北海道支部大会 研究・事例報告発表要旨/会報』は北海道支部ホームページ特設サイトにてPDFファイルで大会参加者に配布予定です。

別途、冊子版の郵送をご希望の方は、支部大会参加申込フォームにご入力の上、必要分の切手を貼付した返信用封筒(角形2号封筒)を事務局(下記:冊子請求先)あてにご送付ください。なお、要旨集/会報(冊子版)は、印刷出来次第発送しますが、会期後半になる可能性がありますことを予めご了承願います。

 

■支部大会参加申込フォーム https://tinyurl.com/y3mfa58h

■入力期限:10月9日(金)

■返信用封筒

返信用封筒の表面には、返送先の住所および氏名を明記してください。送付部数は原則として一人1部ですが複数人でまとめて発送を希望する場合は、希望部数を明記の上、返信用封筒には希望部数に応じて規定の返信切手を貼ってください(下記参照)。返信用切手以外資料代等は不要です。

 

希望部数

切手料金

1部

250円

2部

390円

3〜5部

580円

6〜10部

1,040円

(※2019年度の冊子重量を元に算出。頁数の増減によって切手料金に変更がある場合があります。)

 

■冊子請求先:

日本造園学会 北海道支部事務局

005-0864 札幌市南区芸術の森1丁目 札幌市立大学デザイン学部内

担当:大島 卓 

011-592-2624 

m.ohshima@scu.ac.jp


◇支部大会問合せ先

日本造園学会 北海道支部事務局

005-0864 札幌市南区芸術の森1 丁目 札幌市立大学デザイン学部内

担当:椎野亜紀夫 電話011-592-2617 a.shiino@scu.ac.jp

2020年9月14日

『北の造園遺産』第11次認定について

第11次「ランドスケープ遺産」及び「北の造園遺産」候補の募集をしたところ、
3月末までに9件の応募がありました。

第11次『北の造園遺産』の選考については、新型コロナ禍の拡大により、
春から作業を中断しておりましたが、7月に研究会による予備選考を行い、
9件を目録に記録すると共に、うち3件を選考委員会に諮ることとしました。
8月24日に選考委員会による検討を進め、下記の3件が新たに認定されました。

【第11次認定】          (2020(R02)年9月1日認定予定)
 第33号 自然公園  霧多布湿原           浜中町
 第34号 自然公園  しれとこ100平方メートル運動地 斜里町
 第35号 造園材料  釧路八重            釧路市

2020年9月2日

2020年度 日本造園学会北海道支部大会案内(第1報)

2020年度 日本造園学会北海道支部大会

※案内 PDF

 2020 年度日本造園学会北海道支部大会は、新型コロナウィルス感染症の終息が見通せないことなど諸事情を勘案した結果、参加者の安全と健康を守る観点から、従来の参集型の開催形式からウェブ開催形式といたします

研究・事例報告(口頭発表、ポスター発表)はウェブサイト上で発表要旨、ポスターを閲覧する形式で開催いたします。

大会参加申込者には閲覧に必要なパスワードを発行いたします。

ウェブ開催に伴い例年実施していた講演、シンポジウム、交流会は中止とさせていただきます。

 

主催: 公益社団法人 日本造園学会北海道支部

共催: 一般社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会北海道支部、一般社団法人 北海道造園緑化建設業協会

後援(予定): 国土交通省北海道開発局、環境省北海道地方環境事務所、北海道、札幌市、公益社団法人 日本都市計画学会北海道支部


◇会期・会場

  • 会期:10 月10日(土)~10月18日(日)
  • 会場:WEB開催(北海道支部ホームページ特設サイト)

 

◇研究・事例報告発表申込み

造園分野に関連する計画、設計、調査、研究活動などの成果をご発表ください。

  • 【研究・事例報告 口頭発表】
    • 8 月28日(金)までに専用フォーム(http://urx3.nu/RlHZ)を使用してお申し込みください。
    • 様式にしたがい発表要旨を作成し、提出期限(9月下旬)までに提出して下さい。詳細は追ってご案内いたします。
  • 【研究・事例報告 ポスター発表】
    • 8月28 日(金)までに専用フォーム(http://urx3.nu/Wn8r)を使用してお申し込みください。
    • 様式にしたがいポスターを作成し、提出期限(9月下旬予定)までに提出して下さい。
  • 口頭発表はWebサイトにおける発表要旨の提示と質疑に加え、zoomなどによるリアルタイム配信を準備中です。発表者および大会参加申込者には、別途ご案内いたします。(詳細は追ってご案内いたします。)
  • 会期中に口頭発表、ポスター発表それぞれから優秀な発表を学生部門・一般部門ごとに選出し、支部として表彰いたします。審査結果と受賞者の発表は、会期中に北海道支部ホームページで公開予定です。

 

◇支部総会

  • 支部総会は、大会前にsmoosyを通じ北海道内の学会員に議案を送付し、会期中にメール審議を行います。審議結果はsmoosyにて報告いたします。

 

◇大会参加費

参加費は無料とします。

 

◇大会参加申込み

事前に指定フォームから参加申込みいただきます。詳細は追ってご案内いたします。

 

※要旨集/会報

要旨集/会報はPDFファイルで大会参加者に配布予定です。

冊子をご希望の方は事務局宛て、希望部数をお申し出ください。詳細は追ってご案内いたします。

 


【造園CPDプログラム】

造園CPDプログラム認定を申請予定です。詳細は追ってご案内いたします。


◇問合せ先

日本造園学会 北海道支部事務局

005-0864 札幌市南区芸術の森1 丁目 札幌市立大学デザイン学部内

担当:椎野亜紀夫 電話011-592-2617 a.shiino@scu.ac.jp

会員情報システム登録・更新のお願い

北海道内にお住まいの日本造園学会会員のみなさまへ

 

日本造園学会では、会員情報システムを導入しており、すでに多くの方にご利用いただいています。

学会員の方でまだ登録がお済みでない方は、是非ご登録をお願いします。

またすでに登録された方で、メールアドレス等が変更されている場合は更新をお願いします。

 

システムには、(株)アトラスの会員管理システム「SMOOSY」を利用します。

 

システムの利用開始にあたり、ログインに必要なパスワードの発行を行っていただきます。

パスワードの発行は以下のURLより行ってください。

https://jila.smoosy.atlas.jp/mypage/password-issue

 

なお、新会員システム導入に伴い、会員番号が5桁になりました。

これまでの会員番号の前に「0」を追加した番号となります。

(例)前会員ID 4278 → 新会員ID 04278

 

システムの利用方法

個人会員の方は、学会ウェブページ(https://www.jila-zouen.org/)右上にある「会員マイページ」を利用することができます

 

「会員マイページ」の提供

会員ご本人の情報に限って、閲覧・変更ができます。

マイページからはメールアドレスや住所変更等の事務手続きの他、会費の納入状況も確認できます。

また、学会から会員みなさまへのお知らせもマイページに掲載されます。

 

お問い合わせ先

公益社団法人 日本造園学会 事務局

TEL:03-5459-0515 E-mail:office@jila-zouen.org

「ランドスケープ遺産」及び「北の造園遺産」候補の募集

※募集要項

※ランドスケープ遺産及び北の造園遺産候補応募用紙

※遺産目録


「ランドスケープ遺産」及び「北の造園遺産」候補の募集

                    (公社)日本造園学会北海道支部

日本造園学会では各支部と共同して、全国的に「ランドスケープ遺産」の収集と目録の作成を進めております。造園・ランドスケープに関わる空間で、将来に向けての保全を検討すべき対象を把握すると共に、目録を作成して記録に残していくものです。また北海道支部では、それらの中から特に優れたものを『北の造園遺産』として認定し、顕彰する活動を行ってきました。

これまで10回の募集を行い、その結果約170件のランドスケープ遺産の収集が行われました。また、その中から選考委員会により、合計32箇所を『北の造園遺産』として認定しております。

今年もまた、以下の要領に基づいて募集を実施いたします。みなさんの身近なところや旅行先で気付いた場所など、様々な造園やランドスケープに関わる事例を推薦していただきたいと思います。

趣旨にご理解の上、積極的にご応募頂きますようお願いいたします。

2019(R1)年12月1日


「ランドスケープ遺産」及び「北の造園遺産」候補の募集要領

※募集要項(PDF)                       

(1)募集対象

北海道に現存し、造園・ランドスケープに関わる空間で、将来に向けての保全を検討すべき対象であり、公園や庭園、街路樹や並木、造園材料や造園の道具なども含まれます。

歴史的・文化的な遺産の場合においては年代を問いません。当初形態が変化していても、ランドスケープとして持続的に存続しているものを含みます。ただし、跡地となっていて営みが停止していたり、消滅しているものなどは含みません。

例えば、空間としては下記のようなものがあげられます。

・  デザインされた空間・景観(公園、庭園、並木・街路樹など)

・  生活・生業・信仰等により形成された空間・景観(イベントを含む)

・  時代・文化の中で価値付けられた空間・景観(イベントを含む)

・  生態学的特性など自然科学的な学術上の価値に特徴のある空間・景観

・  その他(現存する空間・景観以外の計画・設計図書、道具・用具など)

(2)記載内容

できるだけ多くの事例をあげ、次の事項を記載して下さい。

  • 名称(名称がない場合は事例の様子を適宜表現して下さい)
  • 所在地(市区町村名)
  • 事例として取り上げた理由など:事例の概要、作品等においては完成した年代や社会的な重要性を示す年代、また、自然的なものにおいては、保全すべき事由や契機など、広く「北の造園遺産」候補として取り上げるべきとの考え方を簡潔に記載してください。

(3)応募資格

  どなたでも応募できます。(学会員でなくても応募できます)

(4)応募方法

名称、完成年、所在地、推薦理由などを「ランドスケープ遺産及び北の造園遺産候補応募用紙」に記入し、提出して下さい。なお、個人情報については、「ランドスケープ遺産及び北の造園遺産候補応募用紙」および資料に関する連絡に使う以外、公開公表致しません。

※ランドスケープ遺産及び北の造園遺産候補応募用紙

原則としてデーター(isan@hokkaido.jila-zouen.org)でお送り下さい。郵送の場合は、大変恐れ入りますが、送料のご負担をお願い致します。

(5)応募締め切り

 2020(R2)年 3月31日

(6)審査方法

ご推薦いただいた候補をもとに、北海道支部に設置される「北の造園遺産選考委員会」が審査にあたり、ランドスケープ遺産の目録づくりと、その中から特にすぐれたものを「北の造園遺産」と認定していきたいと考えています。

皆様の応募によって目録の内容やカテゴリーが決定されるという側面がありますので、できるだけたくさんの応募をいただきますようよろしくお願いいたします。

(7)提出先

  (公社)日本造園学会北海道支部事務局

   005-0864 札幌市南区芸術の森1丁目 札幌市立大学デザイン学部内

             担当:椎野亜紀夫 

      電話011-592-2617

      e-mail isan@hokkaido.jila-zouen.org


【参 考】 

 ■ランドスケープ遺産について

これまでに道内で収集されているランドスケープ遺産は171件あります。

※遺産目録

次のようなものが含まれています。

「都市公園、庭園、自然公園(森林、湖沼、山岳地、海岸、温泉、キャンプ場等)、社寺・境内(社寺林等)、学校・キャンパス、並木・街路樹、植物園、緑地(防風林、防雪林、海岸林、都市林、自然林等)、産業遺産(農場、牧草地、橋梁、炭鉱等)、レクリエーション施設(ゴルフ場) など」

 

2019年11月30日

「未来に残したい!北の造園遺産パネル展」のご案内

日本造園学会では、ランドスケープ遺産の収集と目録の作成を全国的に進めています。造園・ランドスケープに関わる空間で、将来に向けての保全を検討すべき対象を把握するとともに、目録を作成して記録に残していくものです。北海道では、これまでに約170件のランドスケープ遺産を収集しました。

また、北海道支部では、北海道に現存するランドスケープ遺産の中から特に優れたものを「北の造園遺産」として認定し、顕彰する活動を行っており、今年度までに32件のランドスケープ遺産を「北の造園遺産」として認定してきました。

日本造園学会北海道支部では、この活動を広く市民の皆様に知っていただくため、北の造園遺産に認定された庭園、公園、緑地等を紹介する「未来に残したい!北の造園遺産パネル展」を下記の通り開催いたします。

 

日程:2019年12月7日(土)~9日(月) 9:00-18:00(7日(土)のみ10:00-18:00)

場所:札幌市民交流プラザ(札幌市中央区北1条西1丁目)1階

札幌文化芸術交流センター SCARTSモールB

https://www.sapporo-community-plaza.jp/access.html

主催:公益社団法人日本造園学会北海道支部

入場無料/申込不要

2019年度日本造園学会北海道支部大会の開催報告

10月5日(土)に2019年度日本造園学会北海道支部大会が下記の通り開催されました。

会場の北海道大学農学部には、113名の参加者が集まり、研究・事例報告や講演、シンポジウムなどが行われました。

 

日時:10月5日(土)9:45-17:30

場所:北海道大学農学部

主催:公益社団法人 日本造園学会北海道支部

共催:一般社団法人 ランドスケープコンサルタンツ協会北海道支部、一般社団法人 北海道造園緑化建設業協会

 

午前に行われた研究・事例報告では、口頭発表7件、ポスター発表27件の発表がありました。

午後は、北海道支部総会に続き、昨年度の日本造園学会賞(事業・マネジメント部門)を受賞したNPO法人ガーデンアイランド北海道の理事・事務局長の有山忠男氏より、「ガーデンアイランド北海道の取り組み」と題して講演いただきました。「北海道を美しい庭園の島にしよう!」を合い言葉に始まったガーデンアイランド北海道の16年に及ぶ活動の経緯やガーデンツーリズムの推進に向けての今後の展望などをお話しいただきました。

シンポジウムは「グリーンインフラとしての身近な緑」をテーマに、趣旨説明のあと、九州産業大学の山下三平氏より、「あまみず社会の適正技術としてのグリーンインフラ:地域・風土に根差した分散型水管理の試み」と題し、福岡で実践されている分散型水管理社会への取り組みを中心に基調講演をいただきました。

次に、東京農業大学の福岡孝則氏からは、「グリーンインフラを活かした都市・地域の再編集」と題し、海外を含めたグリーンインフラの紹介やLivable City(住みやすい都市)に向けた戦略として、グリーンインフラの機能を活用することなどについて提言されました。

事例報告では、横浜市の河岸茂樹氏より、グリーンインフラの活用を進めている横浜市の先進事例としてグランモール公園(みなとみらい地区)の事例等を報告いただきました。続いて、札幌市の中林光司氏より、姉妹都市であるポートランド市を参考にしながらレインガーデンに取り組んでいることを報告していただきました。

パネル・ディスカッションは、4名の講演者に加え太田広支部長(土木研究所)も参加し、北海道大学の松島肇氏のコーディネートで進められました。グリーンインフラの取り組みが一部にとどまっている中、グリーンインフラの機能評価やエビデンスの積み上げが求められること、小さな取り組みを大きくつなげていく必要があること、グリーンインフラを作ることが目的ではなく、グリーンインフラを使ってどのような社会を形成するかが重要であることなど、グリーンインフラの社会実装に向けた課題などについて議論を深めることができました。

大会のあと行われた交流会では、研究・事例報告口頭発表とポスター発表の優秀賞(学生部門、一般部門)などの表彰が行われました。詳細については、後日、ウェブサイト及び日本造園学会誌で報告する予定です。

 

最後に、発表、講演いただいた皆様をはじめ、参加者の皆様、企画運営や広報にご協力いただいた皆様、及び、ご後援いただいた国土交通省北海道開発局、環境省北海道地方環境事務所、北海道、札幌市、公益社団法人日本都市計画学会北海道支部、NPO法人ガーデンアイランド北海道など関係の皆様に深く感謝申し上げます。

 

2019年10月24日

研究会「女性活躍を広げる造園・環境緑化産業界の現況」開催報告

 

10月8日(火)に研究会「女性活躍を広げる造園・環境緑化産業界の現況:-5年間の活動を振り返って-」を下記の通り開催しました。

会場の北海道大学には造園建設業、造園コンサルタント、大学等から約30名の参加者があり、話題提供のあと、参加者を含めたディスカッションが行われました。

 

日時:2019年10月8日(火)18:00〜19:00

場所:北海道大学農学部S11講義室(札幌市北区北9条西9丁目)

主催:公益社団法人日本造園学会北海道支部

話題提供:酒井一江氏(一般社団法人日本造園建設業協会顧問)

モデレータ:太田広(国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)

 

はじめに、(一社)日本造園建設業協会顧問であり、造園領域発展戦略委員会女性活躍推進部会長として活動されている酒井一江氏より、女性活躍のための日本造園建設業協会の取り組みや各地の反響などを紹介していただきました。

酒井氏からは女性活躍推進法を踏まえた、日本造園建設業協会の委員会・部会やその取り組みとして、アンケートや冊子発行などの取り組みを紹介いただきました。

次に、参加者の中から、同じく女性活躍推進部会で北海道代表として活動されている中峰勝美さんより、北海道における地域レベルの取り組みや今後の活動などについて紹介していただいたあと、会場の参加者を含めたディスカッションが行われました。

ディスカッションでは、造園建設業だけでなく、ランドスケープコンサルタントや学生からも意見が交わされ、男女に関係なく労働環境や働き方について、また、大学等を含めた一層の情報発信が必要なことなどについて熱心な討論が行われました。

2019年10月21日

10/5 支部大会の各プログラム・ 10/8 研究集会が造園CPDプログラムとして認定されました

支部大会プログラム

[ID:5960] 2019-10-05 「2019年度 日本造園学会 北海道支部大会 研究・事例 口頭発表」
[単位]2.0
認定番号:19-0293

[ID:5961] 2019-10-05 「2019年度 日本造園学会 北海道支部大会 研究・事例 ポスター発表」
[単位]1.0
認定番号:19-0294

[ID:5962] 2019-10-05 「2019年度 日本造園学会 北海道支部大会 日本造園学会賞(事業・マネジメント部門)受賞者講演」
[単位]0.5
認定番号:19-0295

[ID:5963] 2019-10-05 「2019年度 日本造園学会 北海道支部大会 シンポジウム「グリーンインフラから考える身近な緑」」
[単位]2.5
認定番号:19-0296

研究会
[ID:5964] 2019-10-08 「研究会「女性活躍を広げる造園・環境緑化産業界の現況」」
[単位]1.0
認定番号:19-0297