日本造園学会北海道支部 産官学交流人材育成事業 北のランドスケープ研究会
ランドスケープセッション2017 第3回「ふり返りのランドスケープ2017」
「みどりづくりをふりかえる」
【概要】
過去2回の「ふりかえりのランドスケープ」では、札幌市の都市景観賞の受賞作品と公園リフレッシュ事業で再整備された公園のその後を題材にふりかえってきた。
今回は、ランドスケープに関わるコンサルタントの幅広い職域を活かし、「みどりづくりをふりかえる」とし、道内で行われた、様々な緑化事例をご紹介いただき、完成当初から現在の状況を考察して、その課題や評価されるべき点、今後に向けての示唆すべき点を探る。
【内容】
道内で行われた、様々な緑化事例をご紹介いただき、完成当初から現在の状況を考察して、その課題や評価されるべき点、今後に向けての示唆すべき点を探る。
①道路緑化(パシフィックコンサルタント)
②銭函アオバト文化の森駐車場の緑化(ドーコン)
③自然林による道路法面緑化(ダイシン設計)
④札幌市山口緑地の緑化(環境緑地)
【日時】
7月20日(木)18:30~20:30 【予定】
【会場】
中央区南1条西7丁目12-2 大通り公園ウエストビル3階 街中スペース COBO[コヴォ]
【会費】
500円(資料代)
【主催】
日本造園学会北海道支部・ランドスケープコンサルタンツ協会北海道支部
本プログラムは「造園CPD認定プログラム」です。
単位数:2.0単位
研究・事例報告 第一会場(第1会議室) (発表15分・質疑5分)
発表番号 題名 時刻
111 サワギキョウ(Lobeliasessilifolia)の埋土種子形成と播種から開花までの期間 9:30~9:50
北海道大学大学院農学院 大塚 友貴
北海道大学大学院農学研究院 近藤 哲也
112 商店街の活性化に資する街路樹のマネジメントに関する研究 9:50~10:10
室蘭工業大学大学院工学研究科 渡邊 望未
市村 恒士
113 帯広都市圏における農業等の地域産業に着目した広域景観特性に関する研究 10:10~10:30
北海道大学大学院工学院 山崎 嵩拓
北海道大学大学院工学研究院 坂井 文
114 保存・保全に繋がる景観としての「食べ物を干す景観」 10:30~10:50
札幌市立大学デザイン学部 大野 信二
115 北海道に定着する樹木葬墓地の形態-現代の人々に求められる墓地の自然度- 10:50~11:10
札幌市立大学デザイン学部 柏崎 七瀬
116 積雪寒冷地の冬季都市景観イメージに関する北海道とラップランドの比較研究 11:10~11:30
札幌市立大学デザイン学部 上田 裕文
研究・事例報告 第二会場(第4会議室) (発表15分・質疑5分)
発表番号 題名 時刻
111 国立公園の管理計画における情報提供の実態 9:30~9:50
北海道大学農学部 齋藤 天道
北海道大学大学院農学研究院 愛甲 哲也
北海道大学大学院農学院 亀井 佑矩
112 都市近郊林における野生動物への餌付けの実態と利用者意識 9:50~10:10
北海道大学大学院農学院 稲場 彩夏
北海道大学大学院農学研究院 愛甲 哲也
113 1972年札幌オリンピック施設のデザイン-再評価と保全・活用を- 10:10~10:30
株式会社ドーコン都市環境部 林 昌弘
114 登別市亀田記念公園における子育て支援サービスの実態とその可能性 10:30~10:50
室蘭工業大学大学院工学研究科 今井 涼太
市村 恒士
115 創成川公園の計画及び管理段階における市民参加の課題と展望 10:50~11:10
北海道大学大学院工学院 小池 温絵
北海道大学大学院工学研究院 坂井文
116 北海道におけるプレーパーク主催団体の現状と課題 11:10~11:30
北海道大学農学部 羽場内 玲
北海道大学大学院農学研究院 愛甲 哲也
117 風力発電施設の立地に対する自然公園法の解釈について-青山高原風力発電所を事例として- 11:30~11:50
株式会社ドーコン 都市環境部 加藤 賢史
長岡技術科学大学大学院工学研究科 松川 寿也
中出 文平
樋口 秀
豊田工業高等専門学校環境都市工学科 佐藤 雄哉
118 北海道における自治体主導の風力発電施設が住民に与える恩恵 11:50~12:10
北海道大学大学院農学院 狭間 倫哉
北海道大学大学院農学研究院 松島 肇
平成27・28年度 役員/事業計画を更新しました。
支部大会の情報を更新しました。
シンポジウム,見学会の詳細を追加しました。
また,研究・事例発表,口頭発表申し込みの変更(7/31→8/7へ延長しました)しています。
「メニューの変更」
従来,支部大会案内のサブカテゴリとしていた,「過去の支部大会情報」「学生セッション等の受賞者」をアーカイブのサブカテゴリに移動しました。
「過去の支部情報等の更新」
上記の移動にあわせ,これらのコンテンツの更新を行いました。
=近年の支部大会情報の追加
平成27年度日本造園学会北海道支部大会が10/3(土),10/4(日)に開催されます。
支部大会案内を公開しました。随時更新しますのでご確認下さい。
日本造園学会北海道支部 研究会
「生態系を活用した社会基盤の構築に向けて」
(この研究会は「造園CPD認定プログラム」です。)
趣旨:我が国では東日本大震災からの復旧工事が加速する中で、従来のコンクリートによる大規模土木工事に対して、緑地に代表される生態系の有する「回復力(レジリエンス)」に着目し、「グリーンインフラストラクチャー(生態系インフラストラクチャー、EI)」として、生態系を基盤とした災害リスクの低減(Ecosystem-based Disaster Risk Reduction, Eco-DRR)が注目されるようになった。これらは「緑地の公益的機能」として古くから指摘されてきたが、東日本大震災からの復興計画においてEIを有効に活用した計画はほとんど見られない。日本の国土の多様な条件に適合したEIの活用を提言していくことは日本造園学会の大きな役割であると考え、これらの概念や先行事例を学び、参加者とともにこれからの取組みを考えたい。
日時:2015年6月26日(金)18:00 〜 19:30
場所:北海道大学農学部 S11 講義室
話題提供:岩浅有記さん(国土交通省国土政策局総合計画課国土管理企画室・専門調査官)
一ノ瀬友博さん(慶應義塾大学環境情報学部・教授)
コメンテーター:中村太士さん(北海道大学大学院農学研究院・教授)
参加費:無料
申込み:不要
問い合わせ先:日本造園学会北海道支部・研究会担当
松島肇(北海道大学大学院農学研究院)
matts@res.agr.hokudai.ac.jp
「ランドスケープ遺産」及び「北の造園遺産(第6次)」候補の募集
日本造園学会では各支部と共同して、全国的に「ランドスケープ遺産」の収集と目録の作成を進めております。造園・ランドスケープに関わる空間で、将来に向けての保全を検討すべき対象を把握すると共に、目録を作成して記録に残していくものです。また北海道支部では、それらの中から特に優れたものを『北の造園遺産』として認定し、顕彰する活動を行ってきました。
これまで5回の募集を行い、その結果約150件のランドスケープ遺産の収集が行われました。また、その中から選考委員会により、合計23箇所を『北の造園遺産』として認定しております。
今年もまた、別紙の要領に基づいて募集を実施いたします(募集要項/応募用紙)。みなさんの身近なところや旅行先で気付いた場所など、様々な造園やランドスケープに関わる事例を推薦していただきたいと思います。
趣旨にご理解の上、積極的にご応募頂きますようお願いいたします。
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